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南アルプス   大無間山(2329.3m)  
  

【期  日】
2018年11月25日(日)~26日(月)
【メンバー】L M/S E/S Ms/S

【コースタイム】
11月25日
11時田代温泉登山口~14:55小無間小屋(泊)
11月26日
小無間小屋発5:15~7:05P1~7:15崩壊地~8:15小無間山~9:20中無間山(関ノ沢ノ頭)~10:30大無間山~12:30小無間山~13:45小無間小屋(荷物撤収)14:00発~17:15田代温泉登山口

【コメント】
 11月の山の選定は難しい。標高が高くなると雪の心配があるし、計画できる山の範囲が狭くなってくる。いいところないかなといろいろ考えているうちにSさんから大無間山はどうかと言われて、さっそく調べてみた。南アルプスの深南部にある変わった名前の山でとても興味がわいた。
200名山の中でもアクセスが悪く、水場もなく長時間のルートのため難易度が高いそうだ。

 そして実際歩いてみると、P1先の崩壊地だけでなく唐松谷ノ頭の南側の斜面も崩れており、いつ通行禁止になってもおかしくないルートだなと思った。
倒木で登山道が阻まれているところも多々あり、乗り越えたり這いつくばったりとアスレチックのような山でもあった。最初は面白そうな山だと思ったが行程は長く、特に2日目は2300mから700mまで下らなくてはならず、しかも小無間山のほかにピークが4つもあってアップダウンも厳しく修行のような山だなあと思った。
 2日目の終盤ではとても膝が疲れた。なるべく早めに行動したのだが、日が短いため最後の15分くらいは真っ暗な中スマホのライトを使って下りた。

昭文社の地図では田代温泉からのルートは今年から破線ルートになってしまったようだ。
かといって寸又峡からのルートも並大抵な長さではないし、たぶん荒れているんだろうと思われる。

 小無間山の頂上付近から赤石温泉というマーキングがあり、帰って調べたら畑薙第ダムから小無間山に登って三方嶺から大根沢山を経由して周回するコースの記録があった。
だがこれも時間がかかり相当体力がないと難しそうなコースである。

 帰宅してから大無間山の名前の由来は無間地獄からきていることを知った。
無間とは絶え間ない極限の地獄だそうだ。登る前に知らなくてよかったとつくづく思った。
そして富士山はいつも山梨県側の方向から見ることが多いが、今回はまるで反対側から見ることができた。

崩壊地も迫力があり、深い原生林が神秘的で稜線から望む南アルプスの眺めも綺麗で、思い出に残る山であった。

                                                 (コメント:Ms/S)

サムネイルをクリックすると、拡大写真のページを開きます

     
諏訪神社下の名水取水地の横から出発します。本物の南アルプス天然水です。
まずは諏訪神社の鳥居をくぐります。
しばらく登ると林道の横に大無間、小無間の標識がありました。崩壊地の警告文も。・・・
そこを越えると登山届のポストがあり、その先に諏訪神社がありました。登山口はポストの横から入ります。

  

↓最初から最後まで要所要所にある田中さん寄贈の看板が頼もしかったです。

  
  


 きつい登りが続きます落ち葉で道がわかりづらいので迷わないように注意が必要。

  

P4のピークを登り終えると急に平坦地があり、小無間避難小屋が見えます。
ここはテントも張れます。

  

内部は広々ですが、今夜は貸し切りです。行きも帰りも誰にも会いませんでした。

  

早速、薪で焚火をして夕餉の準備をしたのですが、換気がいまいちで最終的に窓とドアを
全開にして煙を出しました。(寒いんだか、暖かいんだか)どんどん煙で真っ白になっていきます。
視界不良で目に沁みました。そして、いろいろなものに燻製の臭いがついてしまいました。

  
  

翌日の夜明け、樹林帯が続くため眺望はよくありません。
やっと木の隙間から富士山と朝焼け。



  
↓月と小無間山

  
  
↓いくつものピークを越えて最後のPiの標識を越えると突然目の前に崩壊地が

  

右も左も崩壊しており、真ん中から左の尾根に取付きます。ここが崩れたらもう無理かもね。
この真ん中のロープも頼りない木に結んであるだけですので、あまり力を加えられません。


足元はざれているので慎重に登ります。そして急登をつめるとやっと小無間山頂上。

  

小無間山から下りると、向こうに大無間山の姿が!この左側もかなり崩壊してます

要するに眺めがいいところは崩れてて木が生えてないということですね。



↓中無間山の標識、田中さんに感謝です。

  

垣間見える池口岳・光岳・荒川三山の眺望を楽しんでいくと大無間山山頂に着きました。

  

さすが、2300m、山頂直下にはうっすらと雪が積もっていました。
イワカガミの群生がすごかったです。春に登るときれいでしょう。


  

↓小無間山山頂から赤石温泉への標識、ピンクリボンもついていますが・・・。

  

崩壊地の下りは神経使いました。ロープが落石を誘発するので一人ずつ慎重に通過します。