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   北海道  利尻山(1721m)

  

【期  日】2018年6月11日(月)

【メンバー】MS

【コースタイム】9:30鴛泊登山口~10:05 4合目~10:35 5合目~11:00 6合目~12:10第二見晴台~12:30 8合目~12:40避難小屋~13:45沓形分岐~14:05利尻山山頂~14:30沓形分岐~14:50親知らず子知らず~15:25背負子投げ~15:50三眺山~16:20 8合目~17:00 7合目~17:30 6合目
18:10沓形登山口

【コメント】 10年ほど前に旅行で訪れた時に海の上にぽっかりと聳え立つ利尻山の姿が何て凛々しくていつか登りたいと思っていた。
今回、やっと登山計画を立てたが、6月なのに台風が発生し、コースは大きくそれていたものの北の低気圧を刺激して翌日からの天気が荒れる模様。50年ぶりの低温ということで稚内も北の島も朝夕は寒いほどだった。
前日に稚内の宿で入念に計画を練り直した結果、1日前倒しで決行することにした。
朝1番のフェリーが島に着くのが8時55分なので、コースも当初と反対にして鴛泊港の近くから登ることにして利尻島上陸後35分後には登山口をスタートした。
通常の出発時間よりは大幅に遅い時間だったが、今日ならば天気を味方につけることができるし、日も長いために明るいうちに下山できると思った。
そして何よりの心配が利尻島にはいないはずの106年ぶりのヒグマの上陸だった。
オスで300キロもあるらしい。
クマ鈴とラジオも用意したが標高400m~500mくらいはうっそうとして、根曲がり竹も生えていて熊と遭遇しそうで怖かった。
島のあちこちで糞やら足跡やらがみつかった情報も利尻町や利尻富士町からから発信されていた。
出発時間がずれていてほぼ一人だったので見晴らしのいいところまで登るまでは安心できなかった。
7合目あたりから下山の人達とすれちがったが4合目あたりが鬱蒼としていて1番怖かった。

9合目からは登山道の荒廃が進んでいたが土の流出を防ぐために階段を作ったり石を入れたりいろいろな対策がとられていた。

山頂は風が強く、ガスで景色が見えなかったので早々に下山した。

沓形コースは斜度のある雪渓のトラバースが2か所あり、ピッケルとアイゼンで慎重に渡る。
しかし雪のないところのザレ場の方が嫌らしく、1歩踏み出しただけで足元が崩れていくアリジゴクのような斜面でトラバースに難儀した。
しかし沓形コースからの南稜の眺望はとても迫力があり素晴らしい景色だった。
背負子投げの難所も30㎝くらいの幅の砂の痩せ尾根を通過するが、やはり足元が不確かなうえ、掴むものがないので確かに難所だと思った。
沓形コースは登山道も全体的にかなり荒廃しているので,この難所がもっと崩れてきたら閉鎖されてしまうかもしれないなと思った。
三眺山を過ぎてからは急な下りは続くが、さほど危険な区域はなく、海を見ながらの下山は楽しかった。
しかし下山するにつれて下の方は鬱蒼としており、誰もこのコースを下りる人もいなくヒグマとの遭遇を心配して思い切り音を出しながら沓形登山口まで下山した。
予定通り明るいうちに下山できた。

後日礼文島で別の泊り客の話を聞くと、12日にアタックしたそうだが雨風強く8合目であきらめて下山したそうだ。
又、帰宅してから下山口方面の仙方志付近でヒグマの姿が写真に捕らえられていてつくづく熊に出会わなくてよかったと思った。                                  コメントMS                                       

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